愛知県では、水素エネルギー社会の形成に向けた地域の機運を醸成するため、「水素エネルギー社会形成研究会」を設置し、企業や地域の先進的な取組み最新の技術動向等に関するセミナーを実施しています。今回、日頃よりご指導いただいている先輩議員のご紹介もあり、オンラインではありますが参加をさせていただきました。内容としては2つあり、①富谷市における既存物流網と純水素燃料電池を活用した低炭素水素サプライチェーン実証 ②多孔性配位高分子(MOF)の水素やその他のガス事業への展開 でありました。専門的な話が多く、なかなか内容についていくことは困難でしたが、水素に関する技術はかなり確立しつつあることを感じました。今後も水素に関しては多くのことを学んでいくことが、必要であると感じました。

9月17日(金)より10月12日(火)まで9月定例議会が開会されました。今年度に入り10回目の議会となりました。今議会では、コロナ禍への対応としての補正予算などが上程されました。初日には緊急事態宣言の延長を受けて、飲食店等への協力金の予算対応などを早期に議決する必要があるものを審議しました。また、令和2年度の決算認定もあります。さらに小職にとっては、一般質問もおこなわせていただき28日(火)13時を予定しています。テーマとしては2つで①愛知が目指す自動車環境対策 ②コロナ禍による県職員への影響 についてであります。内容については県政レポートにて報告させていただきますがしっかりと準備して臨んでまいりますと同時に議案についてもしっかりと精査していきます。

日本経済新聞を購読して、その案内で今回、「カーボンゼロ時代の再資源化戦略というテーマでイベントがあり、オンライン参加をさせていただきました。冒頭、小泉環境大臣より、キーワードとされている「サーキュレーターエコノミー」についての取り組みがされました。このサーキュレーターエコノミーとは、資源循環型の社会への入り口であり、環境先進国とされている欧州ではかなり進んでいます。そして、産業廃棄物会社・大学・コンサルタントなどの観点から「ごみ」にどう向き合うか?議論がありました。小職のなかで「世の中にごみは存在しない。間違った場所に置いただけ」の言葉が、とても印象的でありました。本年、いわゆるプラスチック新法が制定され、資源循環が促進されることを期待する一人でもあります。
今後も機会があれば、様々な分野での研修会に参加をしていきたいと思います。

観光業界の実態を把握するために「名鉄観光サービス」様との意見交換会に参加をさせていただきました。今回は、名鉄労組出身の松本まもる議員のはからいで実現にいたりました。
観光事業の現在の「団体旅行関係」「個人旅行関係」の現状をご説明いただいた後、愛知県への要望をいただきました。今年度、小職は経済労働部会に所属しており、現在、10月に来年度の施策への知事要望をまとめていることから、今回要望いただいたことを出来る限り織り込んでいきたいと思います。
手配していただいた、名鉄労組のみなさんありがとうございました!

愛知県の子ども・若者に関する政策の推進に向けた取り組みをおこなう目的で立ち上げました『子ども・若者議連』の第1回研修会があり参加をいたしました。
今回は「子ども・若者の課題解決に向けた児童精神科医からのアプローチについて」と題して、国立国際医療研究センター国府台病院の児童精神科医「宇佐美政英」氏による、子どものメンタルヘルスや発達障害の現況についてお話を伺いました。
特に日本では子どもにおけるメンタルヘルスに対する治療薬が無いことや子どもの自殺は圧倒的に男性が多いことなど現状認識を新たに持つことが出来ました。今後は県の部局とも意見交換をおこない、政策につなげていきたいと思います。
