住まいのマスタープランとも言われている「住生活基本計画」が、令和の住宅政策の指針として閣議決定され、今後のまちづくりの将来像を考えるシンポジュウムが開催され参加をさせていただきました。講演のなかでこの地方で想定される南海トラフなど災害が発生した際の復興の足掛かりとなる「境界」などの測量が求められてくることが想定され、土地家屋調査士の必要性が求められてくることから開催されました。
講演では、碧南市長や愛知県知事からそれぞれのまちづくりについての取組が報告され、特に災害に対してのどう備えるかがとても重要であると感じました。

西三河地域において大村知事の政策を報告する「懇話会」に出席させていただきました。主催者及び来賓の挨拶後、知事より交通ネットワークの取組の進捗やジブリパークの準備状況が報告されました。例年であると懇談会を開催しますが新型コロナウイルス感染症が第7派に入ったことを鑑み、今回は報告のみとなりましたが県政の取組を多くの方に知っていただく機会となりました。

瀬戸市にある「瀬戸SOLAN小学校」を視察させていただきました。この学校は、瀬戸市において学校の統廃合を受けての施設の利活用で設立され、「グローバルシチズンの育成」を建学の精神として掲げ、「世界で通用する日本人」を育てるために必要な英語力はもちろんですが、コミュニケーションの基礎となる日本語教育にも力を入れています。また、ICT教育においても単にタブレットを与えるのではなく、タブレットを活用し、どのように成果を出すことを最初に教えていました。小学生3年生のプレゼンテーションでは、質問を想定して発表時間5分の何十倍の情報を事前に調べ上げ臨んでいました。
理事長の説明のなかで「我々は10年後の公立学校のあり方を目指している」という言葉がとても印象的で実現することに大いに期待します。

瀬戸市で取組んでいる「産後ケアの取組」について視察させていただきました。産後の妊婦さんを取り巻く状況は、子育ての難しさや孤独感など様々な状況であり、また、多胎児の育て方をはじめ多くのサポートが必要とされています。今回は、瀬戸市で取組んでいる「産後ママのセルフケアサロン」の状況について市役所の職員や実際の講師を務めている方のお話を伺いました。改めて必要であると感じたことは、子育てに関して「孤独感」を与えてはいけないこと。同じ子育てをしている方と集うなど「気持ちを吐き出させること」が重要であると再認識しました。この取組みが広まることを期待するとともに愛知県で何が出来るかを考えていきたいと感じました。

愛知県議会として青少年の健全育成を図ることを目的として、ボーイスカウト運動を支援するための「ボーイスカウト振興愛知県議会議員懇談会」の総会が開催されメンバーとして出席させていただきました。この懇談会は党派・会派を越えた超党派で構成されています。本年度は日本でボーイスカウトが誕生して100周年になるそうで11月に式典が予定されていると伺いました。また、日本においてボーイスカウトが誕生した背景として、昭和天皇が当時、皇太子時代にイギリスを訪問した際に同様な活動に感銘して日本にも導入したとのことです。
また、議題に入る前にこれまでの活動に対して議員に対して愛知県連盟から感謝状が授与されました。
今後も継続的な活動につながるよう支援してまいります。
