新型コロナウィルス感染症による様々な対応が求められている中ですが、12日より碧南市議会議員選挙および市長選挙が始まりました。
市民の方からは「この状況で本当にしないといけないのか?」「延期も必要では?」などの声も聞こえ、心情的には同じ思いであります。しかし、法律で定められており、現段階では延期される状況ではないのが実情です。
9年前の東日本大震災の時は法改正をし、臨時特例にて延期をしたことなども含め、ご理解していただきたいところであります。
さて今回は、トヨタ労組出身で3期目をめざす「神谷さとる」さんとアイシン労組出身で5期目をめざす「石川てるひこ」さんが我々の代表として臨みます。小職も1年前の選挙を思い出しますが、選挙は多くの人の支えで活動しています。今回のこの状況下で誰も経験したことがない活動を強いられると思いますが、
7日間のご健闘を心よりご祈念申し上げます。

現在、日本の危機と言われている新型コロナウイルス感染症について新政あいち県議団有志にて勉強会が開催され参加をさせていただきました。
講師は、横浜市立大学大学院で「データサイエンス」研究科教授である佐藤彰洋氏に依頼し、東京からスカイプを使っての講義を受けました。衝撃的であったことは、現在外出抑制を80%目標にしていますが80%では効果はなく98%にしなければ更に状況が悪化するという分析結果です。また、当初中国で発生したものと現在のウイルスは異なり、欧州で爆発的に発生したものが日本で蔓延しているとのことです。その証拠として3月中旬に国は海外にいる人を日本に呼び戻したことと初期においては検疫体制が不十分であったとされています。
最後に佐藤教授は、今回の感染症は「社会生活と経済活動の共存はできない。」と仰いました。なぜなら今回は自然災害と同じであるという事。本来災害時は危険箇所に住んでいる人は「避難」をします。今回も自然災害と同様とするならば「避難」すること、つまり「家にいる」ことが必要であるという事を強く提言していたことがとても印象的でした。
愛知県も独自の緊急事態宣言を出しましたが、国と連携した休業補償も含めた対応が求められてくると思います。

議員提案条例PT 廃プラ対策部会の主催による勉強会に参加をさせていただきました。
今回は、環境局資源循環推進課より「海洋プラスチックごみ問題への対応」について、国内外の動向や愛知県のこれまでの取組等を伺いました。
日本における一人当たりのプラスチックの排出量は、アメリカに次いで第2位ということでした。そのことを受けて今年7月からゴミ袋の有料化が始まりますが、本当にプラスチックの排出量削減が出来るか疑問に感じます。
条例制定の必要性もありますが、愛知県では以前「空き缶等ごみの散乱の防止に関する条例」を平成6年に制定しましたが、現在の状況をみても効果があまり出ていないと感じます。なぜなら罰則を伴わない「理念条例」だからであります。
罰則が良いとは限りませんが、少なくても予算措置を伴うものでなければいけないと思います。
今後、条例制定に向けて議論が始まりますが、先進地の状況を踏まえ議論に参加していきたいと思います。

少し回り道をしましたが、2月県議会で一般質問に立つことができました。
本来であれば昨年の6月議会でおこなう予定でしたが、体調を崩した関係で今議会となりました。
テーマは「これからの産業政策に求められるもの」として、人材確保の観点で子育てや介護など、従業員が安心して働ける環境づくりを労働者目線に立って行うべきと主張させていただきました。
もう1つは「教員の多忙化解消」です。この問題は、先生方の労働時間を適正化することで教育の質の向上につながるという思いで質問しましたが、質問の中で業務改廃に限界があり、教員そのものが不足していることを主張しました。
詳細については議会ホームページに掲載しています。また、後日「県政レポート」にて報告させていただきます。

公益財団法人オイスカ愛知県支部が主催する会に出席しました。
オイスカとは地球環境の保全やアジア太平洋諸国の産業の発展に努めている国際NGOです。理事長の光岡保之さんは小職が長年ご指導いただいており、市議会議員時代以来のお付き合いです。また、国会議員の議員連盟会長である「石破茂」さんのご講演もあるということで楽しみにしていました。講演内容も素晴らしく、何より「話す間」も含めて人を惹きつけるものを感じました。
後半は、現地の人の踊りを見せていただきエネルギーをいただきました。
関係者のみなさん、新型コロナウイルスの影響もある中での運営お疲れさまでした。
