西三河南北道路の早期整備について関係する自治体・議員と共に愛知県建設局・都市整備局に対して要望書を提出しました。愛知県を見てみると東西に関しては国道1号線・23号線・高速道路等が整備されていますが、南北においてはなかなか整備が進んでいない状況にあります。特に西尾市から安城市・岡崎市を経て豊田市に向かい道路については遅れており、産業活動への影響や災害発生時における緊急輸送網に関する課題が残ります。この要望活動は平成16年より開始され、事業としては旧一色町から西尾市まで整備計画が決定され、安城市・岡崎市・豊田市までは事業化されていません。このような要望活動をおこないながら最終的には国に働きかけをおこなっていきます。
愛知県・知多市・第4管区海上保安本部主催による石油コンビナート等防災訓練に出席させていただきました。この訓練は毎年、コンビナートが係る事業所などを対象に海上訓練・陸上訓練がおこなわれています。令和元年度は、「JXTGエネルギー株式会社知多製造所」で南海トラフを震源とする地震が知多市で震度7で想定された訓練をおこないました。
海上訓練では、負傷者をヘリコプターで吊り上げる訓練や津波火災の消火訓練がおこなわれ、次に陸上訓練ではコンビナートが火災となり消防車両出動による火災鎮火に向けた放水訓練などがおこなわれました。参加者の皆さんの真剣な顔つきが印象であり大変緊張した雰囲気の中での訓練でした。いつ来るかわからない災害に対して地道な訓練がいかに大切か改めて感じた一日でした。
関係者のみなさん大変お疲れ様でした!
6月より新政あいち県議団として令和2年度の政策要望の取りまとめをおこない、過日、大村ひであき愛知県知事に正式に要望をしました。この要望活動は、小職が市議会議員の時も会派として市長に要望した同様の活動ですが、要望範囲が多岐にわたることに加え、事業が多くあることから取りまとめに苦労しました。
特に今年度は「農林水産委員会」に所属していることから豚コレラに関する要望をさせていただきました。現在、愛知県を含めワクチン接種をおこなっていますが、課題が2つあります。1つ目は、ワクチンにかかる費用をどうするか?畜産農家への負担をどこまで求めるのか?2つ目は、現在お隣の韓国で流行の兆しがある「アフリカ豚コレラ」への対応です。アフリカ豚コレラはワクチンが効かないと聞いています。このことへの防疫体制の強化への対応です。
詳細な要望内容につきましてはホームページに掲載しますのでご覧ください。
※下記リンクよりご覧ください。
令和2年度 新政あいち提言
今年、4月に開校されました「愛知県立瀬戸つばき特別支援学校」の開校式に出席させていただきました。この特別支援学校は春日井・尾張旭市など尾張地域にある特別支援学校の肥大化への対応により、瀬戸市に開校し分散化させてものであり、愛知県で13校目の開校となりました。
小職も市議会議員時代に「三好特別支援学校」の肥大化への対応を豊田市から愛知県へ働きかけをおこなうことに取組んだこともあり、この地域にとっては大変喜ばしいことであります。また、豊田市民の一部の方も通学可能であり良かったと思います。式典には大村愛知県知事の出席されました。知事が愛知県知事として就任された時には、全国の特別支援学校の肥大化問題のワースト10位に愛知県が5校も含まれていたことから知事の判断には大変評価をするわけであります。
今後は、三好特別支援学校の肥大化に向けた対応について豊田市内で新築されることを表明していただき、今後、微力ではありますがしっかりと取組んでいきます。
小職が所属する農林水産委員会におきまして県内視察に参加をさせていただきました。1か所目は「漁業調査船 海幸丸」です。この調査船は、平成30年10月に約5億円をかけて竣工したもので近年の異常気象による水産資源の管理手法の検討、水質調査等をおこなっているそうです。現在三河湾では「しゃこ」が極めて不漁だそうでカメラを用いての底魚資源の調査も行っています。
2カ所目は「有限会社知多エッグGPセンター」を見させていただきました。この施設は知多半島の養鶏業発展のために民間施設に愛知県・武豊町の行政、JAグループ、地元養鶏場や獣医師を加え、知多半島全域の養鶏業を取りまとめ施設内で養鶏業を営みながら卵の洗浄・殺菌、さらには温泉卵といった加工もおこなっていました。愛知県内では「豚コレラ」問題もあることから鳥インフルエンザなどへの細菌等の防疫には、設備投資など対応されていることを確認しました。
改めて愛知県という広域的な取組みを現地で確認することができました。