愛知県議会で議員提出条例を検討している中で、他の会派より「愛知県木材利用促進条例」を検討していることを受け、プロジェクトチームでもまずは、森林政策に関する勉強会をおこないました。そのなかで愛知県の森林資源は全国で3位であり、また、すぐに利用できる木材も84％もあることが示されました。また、今回の条例の素案は木材利用に特化したもので、県独自としては愛知県内産も木材利用に加え、隣接する岐阜県産材も活用していくものとされています。豊田市も木材に関する製材工場のあることからより良い条例になるように進めていきます。

新型コロナウィルス感染症のまん延防止等重点措置が解除され、愛知県独自の「愛知県厳重警戒措置」への予算対応をするための臨時議会が開会されました。今回の補正予算の概要は2つあり、1つ目は、感染症対策として飲食店等の営業時間短縮への協力金等、601国円余に加え、2点目として昨年来から「ヤングケアラー」という言葉に表されるように、子どもが家庭内での介護により修学等への影響が出ていることから、愛知県においても実態把握をしていく予算が計上されました。このことは、大変良いことであると感じますが、別の意味では家族のお世話をすることは、人としての温かみなど人間性をはぐくむこともあることから丁寧な対応が求められてくると感じます。

幹線道路及び河川整備に関する愛知県への要望会がおこなわれ、地元議員として出席させていただきました。豊田市からは市長をはじめ、企業・商工会議所・市議会の代表が愛知県に対して、令和3年度の事業について要望をするものです。また、その後は、国に対しても同様な活動をこの時期におこなっています。地元議員を代表してご挨拶させていただく機会を得ましたので、日ごろの豊田市に対する取組に感謝を申し上げるとともに、今後も地元議員、党派・会派は異なりますが1つになって事業に対して後押しすることをお誓いさせていただきました。

衆議院議員を6期17年にわたり、ご活躍された浦野烋興氏を偲ぶ会に出席させていただきました。政党こそ異なりますが、郷土の発展・日本の発展にご尽力いただきたことに加え、人生および政治家の大先輩であることから感謝と敬意の念をもって献花をさせていただきました。昭和・平成の政治を進めるうえで決して前に出ることはなく、人徳で周りの人から信頼される政治家であったそうであります。今もこうして、小職が政治活動できるのも故人を始めとした、大先輩たちが築いていただいた道があるからだと改めて感じました。

どうか安らかにお眠りください。

超党派の議員で構成する、愛知県議会として青少年の健全育成を図ることを目的とて、ボーイスカウト運動を支援するための「ボーイスカウト振興愛知県議会議員懇談会」の総会に出席しました。日本ボーイスカウト愛知連盟より、昨年度の活動報告を受けましたが、コロナ禍により多くの事業が出来なかったことが多くあり、残念に感じました。一方で、令和3年度の事業計画の中で10月に開催されるSDGｓアイチエキスポ2021への参加も新たに予定されていることから、その活動に大いに期待します。