愛知県議会アジア競技大会調査特別委員会を開催

2026年に開催される、第20回アジア競技大会の成功に向け、議会として調査研究する特別委員会が開催され、出席しました。今回は、座学として「選手村後利用の交通まちづくり」として、名城大学理工学部 松本幸正教授より現在の取組状況を伺いました。選手村では、約1万人の人が滞在し、その後、商業施設・住宅・大学・福祉施設等を整備し、利活用するとのことでした。選手村として整備したものを活かしていく基本コンセプトに加え、選手村を整備するのみではなく、港区全体にどのように波及していくか?そのための交通手段を考えていく必要性についてお考えを伺いました。自動車会社に身を置くものとしては、少々辛いものがありますが、自動車依存にも多くの問題があるとも承知しています。特に印象的だったものとして「歩行者と自動車」関係であります。発展途上国になればなるほど、歩道整備が無いことは、歩行者と自動車関係が、本来であれば人が優先されるべきものが崩れていることを指摘されていました。改めて、「交通」を考えされられる貴重な話を伺いました。

新政あいち県議団 議会改革PT 名古屋市会を視察

愛知県議会の議会活性化に取り組むため、団の中で構成しているPT(プロジェクトチーム)による、名古屋市会を視察させていただきました。目的は、一般質問等の本会議でのインターネット等の中継は従来より、おこなわれていますが「委員会・特別委員会」での中継はなく、議事録等の発行も3か月くらいはかかることから、多くの議会では委員会でも中継ている流れを受け、団として調査をするものです。今回は、名古屋市会(名古屋市は名古屋市議会ではなく名古屋市会と呼んでいるそうです)の委員会の取組についてお話を伺わせていただきました。名古屋市と言えば、市長VS議会の印象がありますが、現市長誕生以前から議会改革に取組まれているそうです。アクセス数も年間約25万件くらいであり、その数字の評価は難しいとは思いますが、中継されることから議員側としては事前準備をしっかりとして委員会に臨まなければならなく、良い意味で取組むべきと感じました。
また、視察後は、あの有名な議場をみせていただき、名古屋市はもっと政策論争で話題になってほしいと感じました。

新政あいち県議団 観光・地域振興政策推進議連視察

愛知県の観光と地域振興に関する政策の推進に向け立ち上げた、議連メンバーによる視察をおこない参加しました。今回は、中部国際空港:セントレアの現在の状況を現地現物で視察させていただきました。中部国際空港株式会社から、社長の犬塚さんをはじめ、現状の状況をご説明いただきました。状況は容易に想像できますが、国際線でピーク時より97%減と厳しい状況が続いています。社長より、まずは「雇用を守る」ことを最重点に考え、人材育成の観点からも出向していただいたり、次に関係する事業者に寄り添う施策。そして、アフターコロナを見据えた人材確保についての取組をご説明いただきました。説明後、具体的な状況を確認するべく、空港内を見せていただきましたが、国際線に至っては、週に10便ほどしか発着しないことから本当に閑散しており、また、レストラン等も約半分が営業をしていない状況を目の当たりにし、コロナ禍の影響を感じました。県として何が出来るのかをしっかりと検討していきたいと改めて感じました。

新政あいち県議団健康と食議連現地調査②

新政あいち県議団健康と食議連現地調査として、守山区にある「小幡緑地公園」を視察させていただきました。今年4月に愛知県が所有している公園をPFI方式にて民間に管理をお願いし、公園内新設されたレストランやキャンプを含めたバーベキューサイトの運営状況を視察させていただきました。県営公園を民間移管した第1号ということでしたが、隣接する名古屋市が管理するスポーツセンターとの駐車場に関する料金の問題(名古屋市有料、愛知県無料)など、行政間の連携の必要性も見られました。公園を管理する中部土木株式会社より、現地説明を受ける中で企業努力も多く感じられ、良い視察となりました。

新政あいち県議団健康と食政策推進議員連盟現地調査①

愛知県の「健康と食」に関する政策の推進に向けた取組をおこなう議員連盟が設立され、初めての現地調査を実施しました。

今回は、愛知県立大学守山キャンパスにて「愛知県立大学看護学部 清水宣明教授」による、命を守る行動として新型コロナウイルスのエアロゾル感染症対策について話を伺いました。感染症対策の基本として一番弱い人を対象とした取組をおこなうこと!また、ウイルスはどのように広がるのかと言うメカニズムとして、従来は接触感染と言われていましたが、飛沫・エアロゾル(細かい粒子)による感染が現実で、例えば、昨年話題となった、ダイヤモンドプリンセス号においては、接触感染ではなくエアロゾルによる感染であり、その要因は客室の空調システムであることが判明しました。特に空調システムの最大の弱点は70%が再循環をすることから、新鮮な空気が取り込めないとされています。よって、「換気」をいかにおこない、空気の軌道を確保することが重要であると言われました。お話を伺うなかで、多くの情報が飛び交っているように感じ、正しい情報はどこにあり、何を信じるべきなのか?とも感じました。