愛知県の私学の振興および、学童保育の充実を通じた子育て支援に関する調査・研究をおこなう議連の研修会に参加をしました。今回は、愛知県学童保育連絡協議会の理事・事務局である「賀屋(かや)哲男」さんより、愛知県における学童保育の実態と課題についてお話を伺いました。また、先日、愛知県に対しての要望内容と回答についてもご報告いただきました。特に昨年からのコロナ禍により、学童保育の需要が高まっていますが、運営設置している定員が100名以上超えているところが多く、感染症への対策やきめ細かな学童保育が出来ないといった課題も伺うことが出来ました。小職は、豊田市選出でありますが、今回は、主に名古屋市の学童保育の状況を伺うなかで感じたことは、自治体ごとで取組に大きな差があると感じました。例えば、名古屋市は、預かり期間中に教室を抜けて遊びに行くなど自由外出が出来ることに驚きました。
いずれにしても希望者がすべて通えるような対応の必要性を感じ、今後も取組んでまいります。
外国人との共生を推進する「多文化共生議連」の勉強会に参加をさせていただきました。今回の講師は、6月より着任いただきました、愛知県副知事の佐々木奈々子さんより、多文化共生施策にかかる現状と課題についてお話を伺いました。佐々木副知事は着任前、厚生労働省において外国人技能実習制度の導入に関わっていました。小職のこの実習制度に関しては、かなりの問題があると以前より認識していたからであります。とりわけ、外国人を斡旋する「監理団体」については、法外な仲介料を取るなど、最近では脱税容疑でも摘発されています。講師は、そのことも当然認識されており、多くの監理団体に対して、認定の取り消しをおこなったようであります。最後に副知事のお考えは、コロナ禍により、共生から差別が生じたことは本当に残念である旨のお話を伺い、安心しました。
体験良い勉強会でした!
愛知県議会で超党派で構成している、愛知環状鉄道利用促進議員連絡会に参加しました。沿線沿いの地域から選出されている議員で構成し、会長には、春日井市選出の伊藤勝人議員が担っています。コロナ禍による愛知環状鉄道の経営状況を伺い、加えて、旧国鉄時代から建設後、40年以上が経過していることから老朽化対策の必要性も伺いました。今回の要望には、愛知県としての財政措置もありますが、ハード面への対応が含まれていないことに不安も感じました。今後は、国・県・沿線自治体や企業も含め対応が求められてくると感じました。実際、以前、利用者の要望で実現した「IC可」においては、20数億円をかけて実現したことで企業の蓄えに大きな影響がありました。
今後も超党派で支援していきます。
2日目となった、経済労働委員会は「企業庁」所管でありました。今回は、議案としての上程・審議はなく、一般質問でありました。一般質問では、10年間の計画の中間期で改定された「企業庁経営戦略」について、前半期の評価と後半期への取組について確認をさせていただきました。また、企業庁が行う用地造成事業について、来週会派から要望させていただく、用地造成における再生可能エネルギーの導入や通信網を整備することにより、用地への付加価値を高める考えについて確認をさせていただきました。
愛知県の雇用・経済を支えていただいている中小企業の振興を進めるための議連研修会が開催され参加をさせていただきました。今回は、愛知中小企業家同友会からのヒアリングを受けました。小職のなかでは、労働運動(組合活動)は経験としてあるものの、経営的な感性が至って乏しいと以前より、自分のなかで課題意識を持っていたのでお話はとても新鮮でありました。特にこの団体は、原則、自助努力にて活動をおこなうことであり、県内に約4600社余りあるそうです。また、実際に会社を経営している重機商工㈱の代表取締役である「城所真男」氏より現状を聞かせていただきました。印象的だった言葉は、よく「ワーク・ライフ・バランス」と言われているが、中小企業的な感覚は、むしろ「ワーク・ライフ・ハーモニー」である。日本は、幸福度ランキングは世界で60位前後と言われているが、少しでも幸せになるよう意識しているそうです。
とても良い話が聞けました。