愛知県が主催する令和時代の地方分権改革というタイトルでセミナーに参加をさせていただきました。講師には東京大学名誉教授 神野直彦氏をお招きして約2時間講義を受けました。小職が市議会議員に初当選した時は「地方分権」「地域主権」という言葉が多く聞かれ、そのことを達成する意味においても「道州制」の議論がなされていたものと記憶していますが近年、ほとんど話を聞かなくなったような気がします。使う目的が限定された補助金制度から地域の実情に合わせてお金を使えることができる「一括交付金」への転換がなかなかされていないことは残念でなりません。
特に印象的だったことは「補完性の原理」です。私たちは学校、職場、余暇活動などさまざまなグループに属しています。しかし、そのグループよりも最も大切なのは家族であります。まず家族内で助け合ったり思いやったりすることでそのことが社会全体で広がりを見せることで成り立つものであります。
神野先生のお話は今回で3回目ですが毎回、良い話を聞かせていただいています。

四郷地区棒の手保存会、豊田市議会棒の手保存会による四郷八柱神社での警固まつりに出席させていただきました。棒の手については、見たことはある程度な小職でしたが参加をさせていただき、儀式もふくめ歴史の深さを感じました。そして何よりも子どもたちが積極的に参加をされていることに驚きました。少子化・ゲーム・携帯時代において厳粛かつ歴史あるものに子どもたちが触れていることは大変意義深く、また、礼節を重んずることを自然と学べる大変良い機会であると思います。
この取組みが続き、良い意味での子どもたちに伝わることを期待します。
関係者のみなさん、お疲れ様でした。


台風19号が愛知県を横切った次の日、下山地区体育大会に出席させていただきました。信州をはじめ関東・東北に甚大な被害をもたらした台風の影響は豊田市ではあまりありませんでしたが、被災地におかれましては復旧・復興をお祈りするとともに亡くなった方を含め心よりお悔やみを申し上げます。
さて、県議会議員となり初めて参加をさせていただきましたが、何よりもすごいのは72回という歴史であります。旧下山村から始まり平成17年に合併後も行われていることに敬意を表したいと思います。
開会式の前には、下山地区出身で先日、ロシアで開催された技能五輪パティシエの部で5位に入賞された「川合れいな」さんへ地域から表彰状が送られお祝いをさせていただきました。また、その後の磯貝副市長のご挨拶では防災について触れられました。
小職も挨拶をさせていただく機会があり「今回の台風により被害があった地域では体育館が避難所となって体育大会どころではないこともあることから特に子どもたちには開催されることへの感謝の気持ちを持っていただきたい」旨を申し上げました。
実行委員のみなさん、お疲れ様でした!


大村ひであき愛知県知事の政治団体が主催する政経セミナーに出席しました。講演会の講師に政治ジャーナリストの石橋文登氏(元産経新聞記者)を招いての「激動の東アジア情勢と日本の行方」と題して約1時間講演されました。特に国政の動向は時間を割いて次期首相や憲法改正の意義、それをうけての中国の対応など興味深いものがありました。県議会議員の活動としては直接的な関わり合いは低いと思いますが、中央の状況、さらには国際情勢についてもアンテナを高くすることで大局的な視点が得られるものと自分の中では前向きにとらえ参加をしました。


議員提出条例制定に向け、新政あいち議員団の研修会に参加をしました。今回のテーマは「種子法廃止・種苗法の運用で私たちの食糧と食の安全はどうなるのか」について元農林水産大臣で現在は弁護士である「山田正彦」さんをお招きして2時間しっかりと話を伺いました。
現状の問題点として今後、農家は自分たちで種子を残せず、民間から高い金額で購入しなければならない。②さらに高い種子に加え、決められた肥料・農薬使用を義務付け③その農薬・肥料に欧米では既に使用中止となる発がん性など人体に影響があるものが含まれている可能性④購入する種子にはゲノム(遺伝子)編集食品を含んでいる可能性があることなど様々な問題提起をいただきました。
現在日本ではTPPの運用も含め海外からの食品輸入が増える予定であり、今一度日本の農家を守るのではなく、日本の農作物を守る条例制定の必要性を解説していただきました。
今後、新政あいちとして条例制定に向けた更なる課題の洗い出し等を研究していきます。
