1971年名古屋を舞台とした「ピンポン外交」は中米両国の和解と中日国交正常化へのきっかけとなり、小さなピンポン玉が地球を大きく動かしたとされています。本年は50周年となり、記念シンポジュウムにオンラインではありますが参加する機会をいただきました。当時、国交がない中国に卓球の国際大会に参加するために奔走された当時のご苦労を伺うことが出来ました。また、選手として参加をされ、見事金メダルを獲得された選手2名も当時を振り返り状況をお話しされていました。印象的だったことは「温故知新」にあるように過去を振り返り新しい未来を気付いていくこと。今の日米中の関係は、決して良いものとは言えませんが、前に向かうためにしっかりと相手を理解することが重要であると改めて感じました。