現在、日本の危機と言われている新型コロナウイルス感染症について新政あいち県議団有志にて勉強会が開催され参加をさせていただきました。
講師は、横浜市立大学大学院で「データサイエンス」研究科教授である佐藤彰洋氏に依頼し、東京からスカイプを使っての講義を受けました。衝撃的であったことは、現在外出抑制を80%目標にしていますが80%では効果はなく98%にしなければ更に状況が悪化するという分析結果です。また、当初中国で発生したものと現在のウイルスは異なり、欧州で爆発的に発生したものが日本で蔓延しているとのことです。その証拠として3月中旬に国は海外にいる人を日本に呼び戻したことと初期においては検疫体制が不十分であったとされています。
最後に佐藤教授は、今回の感染症は「社会生活と経済活動の共存はできない。」と仰いました。なぜなら今回は自然災害と同じであるという事。本来災害時は危険箇所に住んでいる人は「避難」をします。今回も自然災害と同様とするならば「避難」すること、つまり「家にいる」ことが必要であるという事を強く提言していたことがとても印象的でした。
愛知県も独自の緊急事態宣言を出しましたが、国と連携した休業補償も含めた対応が求められてくると思います。