リニア中央新幹線の全線開業により、東京・名古屋・大阪の三大都市圏が約1時間で結ばれ一体化し、人口7千万人のスーパー・メガリージョンの形成が期待され、その中心である愛知県では、名古屋市を中心におおむね70~100km圏を「中京大都市圏」と位置づけまちづくりに取組んでいます。今回、4月より進める「あいちビジョン2030」と併せてシンポジュウムが開催されました。特に第2部のパネルディスカッションでは、男女共同参画社会・産業等の起業・財政の分野の方から愛知県が取組むべき方向性についてご意見をいただきました。印象的な発言は、テレワークが進むと人と接する機会が減少すると言われているが、むしろ効率化された時間により新たなことをすることが増えることから減少しない。また、共稼ぎ等による「性別分業体制」では、男性より女性の方が育児・家事の時間を考慮すると男性より労働時間が長く、男性が変わるべきと指摘を受けました。小職も男女共同参画社会の推進は男性の理解が一番であり、有意義なお話を聞かせていただきました。