愛知県環境局が主催する「あいち地球温暖化フォーラム」にWeb参加をさせていただきました。冒頭、知事のご挨拶後に愛知県が環境分野において認定する授与式では、「あいちCO2削減マニフェスト2030」で豊田市からは、NOK株式会社中部事業所さんが授与されました。その後、第2部として「カーボンニュートラルを実現するイノベーション」と題して(公財)地球環境産業技術研究所の山地理事長より基調講演があり、その後企業の取組事例が紹介されました。特に基調講演で日本における温室効果ガスの削減にかかるコストは他国に比べ2倍以上高いことが紹介され、その実現のハードルの高さに衝撃を受けました。一方では、人々の行動変容によって使うエネルギー量を抑制することでそのハードルも下がることも示されました。改めて、エネルギーの使い方を考えさせられるフォーラムとなりました。

平成26年度豊田市文化振興団大会におきまして豊田市文化表彰を受賞されました、書道家「佐々木嵓邦(がんぽう)」氏による作品展が開催され、鑑賞させていただきました。作品は会員様も含め多く展示されていましたが、とりわけ佐々木さんの作品は、小職には力強さを感じさせるものがありました。御年、90歳を超えている中での作品の1つに「百齢是必遂」があり、100歳までしっかり作品に向き合う決意を感じました。
氏がちょうどお見えになられていましたので一緒に写真を撮っていただきました。来年も楽しみにしています!

愛知県教育大学特任教授の萬家(よろずや)育子氏をお招きして「社会的養護の子どもたち」について、ご講演をいただきました。講師はもともと愛知県の職員で児童相談所に長きにわたり勤務をされ、「赤ちゃん縁組」愛知方式の制度化にご尽力いただきました。先日、NHKテレビの「命のバトン~赤ちゃん縁組がつなぐ絆~」にも出演されていました。お話しする内容、すべてが小職には大変重く、特に予期しない妊娠をした若年層・とりわけ女性にとって犯罪者にもなりうる現実には考えさせられるものがありました。そして最後に4月1日に妊娠した場合、生まれるのはクリスマス。そして中絶できるのはお盆まで。この言葉が小職にはとても刺さり、いまの若い人がどれだけ知っているのかとも感じました。
12月11日には、そのドキュメンタリーテレビが地上波でも放送され、改めて考えさせられるものがありました。すべて女性だけが責任を押し付けられてしまう論調がなくなることを期待します。
素晴らしいお話を聞かせていただいた、講師に感謝です。

11月29日(月)から始まった、愛知県議会11月議会において上程された議案を各委員会で審議をします。小職は経済労働委員会に属していることから負託された議案について審議をおこない、補正予算のなかで「再生可能エネルギー実現可能性検討調査費」について、具体的な調査内容と活用方法について伺いました。質問するなかで、今回の調査費3,000万円について貴重な財源であることは重々承知をしていますが、本当に期待できる調査をしていただくうえで、ある程度の予算措置をする必要性を感じました。今後は、調査会社を選定するうえでプロポーザル方式(提案型)をとると思いますが、しっかりと見極めていただくことを期待済ます。

12月議会が開会し、団員の多くが県庁に登庁する機会をとらえ、国会議員を講師にお招きをしての勉強会が開催され、参加をしました。今回は、参議院議員の大塚耕平氏に「外交・安全保障上における我が国の現状と課題」について講演をいただきました。はじめに世界における日本の立ち位置といえる「通商における日本のプレゼンス(存在感)」は、米国市場・欧州市場・アセアン市場・中国市場のどれを取ってみても低い位置にあること。また、安全保障における環境と現実では、特に印象的なことは、「アメリカは自国の利益を犠牲にしてまで日本を守ることは絶対にない!」この言葉は、当たり前ではありますが、小職にとって考え直させられる一言であった気がしました。
まだまだ多くのことを学ばさせていただきました。
