自動運転実証実験を視察

常滑市のイオンを発着とする自動運転の実証実験を視察させていただきました。この実験の特徴の1つにより情報制度を高めるために「磁器マーカー」を道路に埋め込み西日や橋脚の下になることでの位置情報を確実に把握できるものです。実際に乗車して、位置情報を精度が高いGPS(GNSS)から、磁器マーカーに切り替わるときもスムーズにでき、乗車している人には全く気づけれることなく安全に走行できました。今回の実証実験の準備では、まず、自動走行ができるようにシステムをつくり、そこから名鉄バスの運転手からの問題点を修正して織り込んだと伺いました。

また一歩、実用化に近づいたと感じた視察でした。

拳母地区秋の戦没者追悼式に出席

戦後77年が過ぎようとしている中、拳母地区秋の戦没者追悼式に出席させていただきました。先の大戦で日本のために散った命の尊さを春も含め、この追悼式では何とも言えない感情がこみ上げてきます。どうしても「ウクライナ」の現状と重ねてしまい、恒久平和を願うものであります。そして遺族会のみなさんの高齢化もありますが、この取組は、後世に必ず伝えるべきと感じた追悼式でした。

知の拠点あいち実証研究エリアを視察

豊川市選出の「おおたけりえ」議員の紹介で、令和3年度より実証実験を開始している「中小企業を再エネ化する水素蓄電・ネットワーク対応AIエンジン」を現地で視察させていただきました。この取組は、太陽光で発電された電力を水素に置き換え、貯蔵し必要時に電力化するものです。㈱エノアでは、この事業を豊田市内に造成している花本工業団地で活用します。ただし、現時点では、発電能力はそんなに多くないことから、事業所の照明やパソコン等に限定されるとのことですが、AIを活用することで太陽光の発電や需要予測が示されることから、エネルギーを計画的に利用することが可能となりました。今後は、花本工業団地への移設後に実績を調査させていただきたいと感じた視察でした。

警察委員会県内視察を実施

愛知県議会警察委員会にて3回目の県内視察を実施しました。今回は、愛知県警察本部名北分庁舎にて「自動車警ら隊」の活動と「警察音楽隊」についての取組について確認させていただきました。自動車警ら隊では、テレビにある警察24時のような緊迫感ある活動が報告されました。一方、対照的であったのは、警察音楽隊で最近映画化されたもとになった、音楽隊の演奏を聞かせていただきました。日々、県民の安全・安心のために取組んでいる警察活動の一端を知ることができました。

中核市サミットに出席

政令で指定する人口20万人以上の都市を「中核市」として定められ、全国に62自治体ある都市が集結して、様々な課題解決に向けて話し合う「中核市サミット」に地元議員として招かれ、出席させていただきました。特に3年近くが経つコロナ禍では、中核市は保健所を設置することが定められていることからその対応については相当なご苦労があったと推察されます。基調講演では、日大文理学部の大澤正彦氏による「未来の未来を探る」テーマで、まだ20代という若さですがしっかりとした考えを持っている方だという印象がありました。特に夢はドラえもんをつくることとのことでこの方なら本当に可能になると感じました。その後、それぞれの自治体の取り組み事例を紹介され、最後に「豊田宣言」で閉められました。
聞かせせていただき感じたことは、共有できることは大いに連携し、自治体の独自性を尊重することも重要であると感じました。全国から多くの市議会議員の方もみえ、豊田市を満喫していただくことも期待します。