新政あいち県議団 子ども・若者議連研修会に参加

愛知県の子ども・若者に関する政策の推進に向け、調査・研究をおこなう議連の研修会に参加をさせていただきました。今回は、名古屋市が進める「子ども応援委員会」について、担当である子ども応援室「水谷章一」室長により、事業概要等を伺わせていただきました。事業が始まった経緯は、やはり名古屋市でも不幸な事件があり、始めたそうでありますが、市長の肝いりであったそうです。そして市内12にブロック化し、スクールソーシャルワーカー、カウンセラーなどの専門職を常時配置していることに加え、学校内における暴力対応のため、警察官OBによる「スクールポリス」を配置しています。子どもたちの日頃の悩み・相談を待たせることなく対応していることは、とても素晴らしいと感じました。運営面では、ほとんどが人件費で占められ、国から1/3の補助があるとのことですが実際には満額ではなく8割程度であることから、財政的に体力が無い自治体では難しいとも感じました。県として、どこまでサポートできるか?という視点で考えると「補助金」は当然としても、相談員等は、かなり難しい資格が求められることから、県立大学を活用して専門学部を設けることも検討に値るすると感じました。