福島県浪江町 震災遺構浪江町立請戸小学校を視察

2011年3月11日の東日本大震災において、いまだかって経験したことのない大地震・大津波とその後の原発事故に見舞われ、甚大な被害があった浪江町で、当時通っていた児童93名(うち1年生11名は帰宅していた)は、教職員の迅速な判断と児童の協力により、奇跡的に全員が無事避難することが出来たそうです。しかし、小学校自体は壊滅的なダメージとなり、浪江町として地域のシンボルである請戸小学校を震災遺構として整備・保存し、防災について考えるきっかけとして、また、後世へ伝承していくための施設として公開しています。視察させていただき生々しい爪痕がそのまま保存されている状況をみて改めて震災の状況を肌で感じることが出来ました。